少し前のことですが、2月に所要で福岡に行ってきました。
かなり前に旅行向けにと購入したオリンパスのE-P7の設定を色々いじったところで、ようやく使い方も何となくわかってきた気がしたので、満を持してオールドレンズを携えて。
そして何より、年末にユーリオンアイスを一気見して再燃したところだったので。ナイスタイミングすぎる…ということで、聖地巡礼と器の購入も兼ねて、更に唐津まで足を延ばしました。(唐津焼が好きなもので…)
佐賀は人生初めてでした。行ってよかった!
今回の旅程は二泊三日。といってもあくまでメインの用事のついでだったので、福岡ではゆっくり観光とはいかず…余った半日で大宰府に行った程度でした。佐賀はその翌日に、移動も含めて一日時間を確保。福岡も佐賀もものすごく暖かくて、梅が満開でした。2月下旬だったのですが、コートもいらないくらいの春の陽気で、関東の肌寒さをいっとき忘れて楽しめました。
大宰府と唐津の写真は一通りレンズの話のあとに掲載しています。
今回購入したレンズは、Super takumarの55mm F1.8。オールドレンズといえばまず真っ先に名前が挙がる、入門用といっても良いくらいの一本です。
購入検討前からたびたびXのおすすめタイムラインでノスタルジックな写真を目にしていて、こういう哀愁を感じるような写真も撮ってみたいと思って導入を考え始めました。
色々調べたところ、初心者はまずこれがおすすめということだそうで。作例を見てみると、にじむようなボケの綺麗さとフレアがしっかり出るところに惹かれ、第一候補に。平均一万円前後という価格に加え、癖がなく扱いやすいために流通も多いという点も決め手でした。
私は関東在住で、通勤で新宿を通るのでその近辺でお店をチェック。古い機材やジャンクに詳しい方ならネットで中古品をお安く購入されると思うのですが、私はそういったことに疎いのと実際に触ってみたかったので、そういう方はやっぱり中古の専門店で購入するのが一番安全かなと思います。
新宿にある北村写真機店やレモン社なども考えたのですが、最終的に秋葉原の2ndBASEで購入しました。レンズも同じものの在庫が複数あって、それぞれ個体差なんかもあったりするので、じっくり試して「これが一番良さそうかな」と思うものを選びました。
オールドレンズなので、どうしても劣化しているものが多く、ホコリやカビ・ガラスの変色などは日常茶飯事のよう。そういった点も、素人がネットで購入するのはちょっとハードルが高いのかなと思います。中でもSuper takumarのガラスの変色は有名みたいです。解説されている方も多くいるので割愛しますが、極端な話、まっ黄色に変色したレンズで撮れる写真は黄色がかっているということなので、写りの確認も兼ねて実店舗でのお試しが良いかなと。
2ndBASEの店員さんにはとても丁寧に説明していただけて、オールドレンズを初めて手に取る方にもおすすめです。ついでにドルポにも寄れるし!

店内で試し撮りをさせてもらった1枚。ちょっとお値段が写っていて生々しくてすみません。ここに購入したレンズは写っていないのですが、どれも結構無骨な感じで、ダイヤルがごつごつしていてかっこいい。その中でシルバーがちらちらと光って、最近のレンズとは雰囲気が結構違うなー、と単体で眺めても楽しかったり…。
質感は決して安っぽくない、ややしっとりとした手触りな気がします。単焦点だけど意外とずっしり重いので、そこだけ注意でしょうか。

店内の電灯でもきれいにフレアが出ます。特に晴れた日の屋外、いろんな時間帯で撮るのが楽しそう。
Super takumarのレンズも種類は豊富なのですが、特にこの55mmのものがフレアがしっかり出る方だと伺いました。同時に35mmとかも検討していましたが、確かに少し光が薄い…ような? この辺は個人の好みもありますかね。
オールドレンズを導入するにあたっては他のレンズと違う注意事項があるので、個人的な備忘録も兼ねて書いておこうかな。詳しい方なら当たり前にご存じのことだと思うのですが、私も事前に知識としては持っていても実際使ってみると「おお…」という感じだったので(どんな感じ)。もしこの記事を読んで、オールドレンズ考えてみようかな…という方がいらっしゃいましたら、ついでの情報としてお読みいただければと思います。
(※事前に理解の上で購入されることをおすすめします)
長々と書きましたが、そんなこんなで仲間入りしたレンズで大宰府の梅を撮ってきました。

背景の玉ボケが泡みたいで、撮っていて楽しい。これはF2.8とかで撮ったような気がします。ぱっきりした色味ではなく、落ち着いた色味で出てくれたのも嬉しいところ。
よくよく見るとピントがかなり甘くて、一見合っているように見える花も拡大するとボケてるんですよね…。今回の写真は大体そんな感じのものばかりで、MFの難しさを身をもって知りました。もっといっぱい撮って練習するぞ。
でも、そんなボケもじわっとにじんだような見え方で、個人的には好きな雰囲気です。

今回は110mm状態で撮影したので、どこでも好きなところの枝を狙えるのが嬉しい誤算でした。上の方は背景に人も入らないし、うまく光が綺麗に入ってくれたら、の気持ちも込めて。しっかりボケてくれるので、人が写ってしまっても特に困ることはないっちゃないけど。


もちろん飛梅も見てきました。これが目的ですらある。
残念ながら工事をしている最中だったので、背景がすこし物寂しい印象ですが…工事が明けたらまた見に行こう。
白い花がぽこぽこと沢山咲いていて、ちょっとポップコーンみたい。ふんわりと梅の良い香りがしました。以前に北野天満宮の飛梅は見ていたので、大宰府の方も見られて満足。
この日、一日晴れてはいたのですが、途中太陽が少し隠れてしまって、醍醐味の一つである光のフレアが写せなかったのが心残り。これも次回また大宰府に行くときの宿題ということで。
枝垂梅の写真はよくよく見てみると、ボケが円ではなくほんのり六角形なのが分かると思います。絞りの羽が六枚なので、ボケも自然と六角形になるんですね。そういう発見も、撮影していて楽しいと感じることの一つだと思います。
翌日は唐津へ遠出。唐津まで行く電車は少ないものの、福岡空港から一本で行けるのが本当にありがたいです。YOI最盛期はもっと本数あったりしたのかな? 所要時間も約1時間ほどということで、のんびり旅の気分でした。


唐津の駅に降り立つ。1/12を持ち出すのは地味に初めてだったので、ここから素人全開の写真が続きます。
太陽がまぶしいくらいに晴れていて、更に風も気持ちよく、本当に観光日和でした。海沿いだから潮風が冷たいかなと思ったけど、全然気にならないくらいの心地よさだったので、2月でも九州旅行は候補に入りそうですね。

例の像を駅前で眺める。駅は静かでのんびりしていました。
祝日は休業日なのか、あんまりお店がわいわいしている感じがしなかったかも。ちょっとしたお土産になるお菓子屋さんと、観光案内所くらいだったかな。
写真の像やバス停のある方とは反対側の出口はお店ももっとあった…ような気がします。
あまり時間がなくて見られなかったので、次回行った時にはゆっくり見て回りたい。

そして来ました!唐津城。駅からタクシーで10分ちょっとくらい? 電車からも見えていたので、近くに来られて感動。もちろんご存じの方にはおなじみ、YOIの聖地にもなっています。勇利が走って階段登ったりベンチでトレーニングしていたところですね。(そしてそのベンチに堂々と立つユリオ…)
奥に見える藤棚のところにはヴィクトルのパネルが置いてありました。
お城の入り口からここまでは階段がちょっと大変でした。一応エレベーターはあるけど有料…。運動がてら歩ける方はのんびり歩いてみては。

お城を背中に海(と、浜崎海岸)も見えます。この日は快晴の青空だったので、海もより青く見えてとっても綺麗!
しばらくこういう観光地的なところに行っていなかったので、今回の大宰府・唐津はとってもリフレッシュできました。セロトニンもばんばん浴びて元気になっていく、感覚…。


お城をもう少し近いところから見上げることができる場所に、大きな梅の木がありました。こちらでも満開だったので、ユーラチカと一緒に。下半身の方を持って枝に触れないよう近づけています。ぬいぐるみや1/12ドールだと、こういう風にさっと撮れるのが本当にありがたいなと思います。SDサイズとかで桜や梅と一緒に綺麗な写真を撮ってる方にずっと憧れている…。
唐津城の漆喰が遠目で見ても真っ白で、とっても綺麗でした。建築にはあまり詳しくないのですが、少し高台の方にあるからか車の排気ガスとかの汚れもあんまり付着しない…のかな? もちろん定期的に綺麗に清掃されているのかなとは思うのですが…。(海外の教会とかは空気の汚れや排気ガスとかで石が黒く汚れたりしていますよね)
今回天守閣には入場しなかったのですが、他の方の巡礼レポなどを見るとYOIのパネルが沢山置いてあったようで、事前に情報を集めておらずに悔しい思いをしました。
次回リベンジの目的がどんどんと増えていく。虹の松原、美人の湯、京町商店街、スケートリンクなど聖地はまだまだあるので、のんびり巡っていきたいですね。
…と思ったら、唐津城改修のニュースが出ていてびっくり。2027年度着手ということで、行くなら早めに行かねば。
(他に良さそうなものが見つからなかったため、上記のリンクは有料記事へのリンクとなっています)

唐津城から出てすぐの橋に。こちらもファンにはおなじみ、勇利が走り込みをしていた橋。…の、道路を挟んで反対側。
たしか勇利が走っていたのは反対側の歩道だったような、と思うのですが、海と城が綺麗に見えているからまあいいか。ここは結構風が強くて、うっかり荷物を飛ばされないようにと思ってゆっくり撮れなかったので、もし今後行く方がいらっしゃいましたらご注意ください。

今回一緒に旅した仲間たち。左からポッチャマ(小)、ポッチャマ(大)、ユーラチカ。
また行きたい。

最後は駅前すぐにある、唐津焼共同組合の展示場・販売場へ。
多彩な作家さんの作品がずらりと並んでいました。平皿、お猪口、マグカップ、先付などなど種類も豊富。
元々食器が好きで日本の焼き物にも興味があったのですが、その中でも特に唐津焼に惹かれていました。料理を乗せたときの器の素朴さや、素材である土の風合いを感じられるところ、釉薬の濃淡なんかも眺めていて良いなー、と。今回はその土地でその器を購入できてうれしかったです。

こちらが購入した器。平皿は岸岳窯三帰庵の冨永祐司さん、マグカップは陶泉房窯の田籠勇人さんの作。
平皿の白と黒のコントラストがとっても気に入って、購入を決めました。岸岳焼は唐津焼の源流でもあるということで、手に取ることができて嬉しいです。白い釉から透けて見える土の風合いも感じていただけるのではないでしょうか。食事に使うのも良いけど、季節の草花を乗せて飾るのも良いかなと思っています。紅葉の枝やカラスウリの実なんか、赤が映えて良さそう。どちらも秋ですけど。カラスウリの実ってお花屋さんに売ってるのかな?
マグカップは優しい色合いと手触りも良く、日常使いに取り入れたいと思って購入しました。飲み口も滑らかなので、口を付けたときのストレスはもちろん無し。マグカップにしては少し珍しいデザインである高台が高すぎず低すぎず、すこし洋風な印象もあって落ち着いた上品な佇まいに。模様も主張しすぎず、たまに釉の厚みに隠れていたりして、どんなシーンにも合うなと感じます。朝食時、たっぷりの紅茶を飲むのに使っています。
購入したときに作家さんの情報も一緒にいただけるので、他にはどんな作品を出しているのかを気軽に検索できるのも良いところ。
窯元さんは見学を受け付けていらっしゃるところも多く、特に11月には唐津焼の窯元を見られる「窯元ツーリズム」が開催されています。こちらの企画に参加されている窯元さんを一気に見学して回れる絶好のチャンスなので、今年こそは行こうかと計画中。あわせて、今回行けなかったYOI聖地にも足を伸ばしたいですね。

そんなこんなで、用事ついでのプチ旅行を存分に楽しめた2日間でした。
久しぶりにしっかりカメラにも触って、また沢山撮影の練習をしたいなーとも思ったり。気になるレンズ、気になるカメラは無限にあるのでなるべく自制しつつ、色んなものを今より納得いくように撮れるようになりたいです。
ちなみに今気になっているのはRICHOのGRⅢx。店頭に全然ないと噂のあれ。一眼レフ以外では35mm換算で24mmの単焦点を持っているのですが、やっぱり少し画角広いなと感じることが多く、自分には40-50mmくらいが一番撮りやすいと思ったりしているところもあり、最近よく調べています。
富士フイルムのX100Ⅵとよく比較されている高級コンデジですよね。X100Ⅵの方はちょっと大きいなという印象だったので、もっと取り回しのしやすそうなGRⅢxがだいぶ…いやかなり気になっています。そんなにカメラ増やしたところで腕は上がらんだろうというのは理解した上で…。そもそも、どこも在庫切れで買えませんが。
次回の旅行に持っていくカメラに悩んでいるのですが、なんか良い感じの中古で安めのがないものでしょうか。最近のカメラ、高いよー。
余談ですが、6DでSuper takumarを試してみました。

良い感じ。
屋外とは環境が全く違う(それなりに明るく撮れる室内)のであんまり比較にはならないと思うのですが、梅の写真で感じたようなピントの甘さはあまりない…かも?
普段使いの50mmF1.8で撮った写真の方はピントの甘さを感じることが多々あったのですが、やっぱりレンズによって違うよなあと実感。今のも10年(以上)選手なので、さすがにそろそろメインレンズの買い替えかなと思っています。メンテも全然していないずぼらなもので…。一眼レフの市場は完全に中古の方に移動してしまったので、良さそうなものをのんびり探していきたいと思います。
そしてこちらのドレスはりおさんのゴシックスーツ。細かいところまでとても丁寧に仕上げられていて、お気に入りの一着です。黒いコーデュロイと柔らかい白のフリルのコントラストに渋金のブレードが華やかで、どんな背景にも合いそうです。猫耳つきのハットも大ぶりで可愛い!
ショートパンツなところも良い。ほかの子にも着せてみて、色んなスタイルで撮影したいドレスです。



